平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
株式会社中川商会 営業第2グループでは段ボールシート・ケース及び板紙を製造販売されているお客様に向けて工場内で使用する各種資材の提案販売、お困りごとに対する技術の提供・提案をしております。
(詳細につきましては2022年11月25日に公開しましたコラムで紹介しています。)
近年の物価上昇の影響により「原価の見直しをしたい」または「生産性を上げたい」、というお客様のお声をよく耳にします。弊社はお客様のお声に寄り添い、コスト削減・生産性向上に役立つ商品をご提案します。今回のコラムでは弊社取り扱い商品の一部をご紹介していきます。
目次
スプライシング用アルミ両面テープとは、段ボールシートの製造時、ロット替えの際に旧紙と新紙を繋ぎ合わせるための両面テープになります。
テープの基材は、継手の箇所を金属探知機を用いて排出させる目的で、他の金属と比較し安価で加工がしやすいことから基材にアルミを採用しております。
弊社では複数メーカーのアルミ両面テープを取り扱っております。一般ライナー、撥水ライナー、厚物ライナー等、生産されるシートに合わせてテープの選定いたします。
撥水ライナー、厚物ライナーをスプライシングの際にスプライシングミス発生を抑えられるようにテープ粘着剤の厚みを増し、粘着力を上げたテープも取り扱っております。
お客様それぞれの機械特性等で使用できるテープも様々です。弊社ではライナーの種類や季節ごと(夏季・冬季)で使用するテープの種類・幅を変更する等、生産性向上に向けた提案を行います。
コルゲーターベルトとは、コルゲートマシンのダブルフェーサーにおいて使用する搬送、貼合用のベルトです。一般的に使用されるベルトとしまして、綿(めん)の織物で製造される綿ベルト、合成繊維(ウェブ)を無数の針で押し固めて製造されるニードルベルトの大きく2つございます。
次世代ベルトのニードルベルトは従来のコルゲーターベルト(綿ベルト)に比べ、ライフアップや乾燥性向上他、安定した貼合が可能となります。
導入頂いているお客様も順調に増えてきております。
弊社では大阪府に本社を構えます敷島カンバス株式会社様の東海地区代理店として東海地区を中心に、全国のお客様に納入しております。
お客様の工場内で活動していると「ベルトの交換サイクルが早まってしまう。」「ベルトの劣化が進むにつれて、貼合に影響が出てくる。」というお声をよく耳にします。
弊社では、カンバスベルト・自動蛇行調整器のご提案、ベルトの交換作業、交換後のベルト状態の管理(ベルトの厚み測定・蛇行調整等)を行っております。
https://www.shikishima-canvas.co.jp/canvas/cb/ (敷島カンバス株式会社様 HPリンク)
スリッタースコアラ消耗部材の中で「丸刃」「耐熱フェルト」についてご紹介します。
丸刃とは、生産された段ボールシートをオーダー仕様ごとにスリット(製品の幅方向に対してカットすること。)する為に使用します。
“比重” “硬度” “破壊靭性” の3つのポイントを踏まえて、お客様のご要望を取り入れながらメーカー様と打ち合わせを行い、機械に合わせた規格・品番を提案してきました。しかし、従来の丸刃は刃物のブレやしなりによる製品断面の湾曲化や、刃物自体が割れてしまうなどの課題が発生することがありました。
そこから現在の“比重” “硬度” “破壊靭性” を最適な仕様に設定した製品をメーカー様と共同開発しました。結果として長寿命化・安定切断が可能となり、切断能力向上に繋がりました。また、丸刃の更なる長寿命化を目的に使用済みの丸刃を回収して、研磨を行い、再納品を行っております。
耐熱フェルトとは、丸刃に付着する油汚れや紙粉汚れを除去する目的で使用されております。弊社では他グループで自動車内装品に特化した営業グループもございます。フェルトや不織布を多く取り扱っており、そこからのノウハウでより安価で機械メーカー様同等品を取り扱っております。
今回のコラムでは営業第2グループで取り扱う商品についてご紹介しました。
ご紹介した商品は取扱商材の中でもごく一部です。生産性向上や使用資材の見直し、ご不明点・ご質問がございましたらお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせの際は弊社HP「お問合せフォーム」または下記連絡先までご連絡お待ちしております。
お問い合わせ先:営業第2グループ 担当:大橋、大地、太田
TEL:052-201-2471
FAX:052-201-2476
最後までお読みいただき、誠に有難うございました。