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お知らせ・コラム

2024.10.10
食品関連分野

製菓・製パンに大活躍!~抹茶について~

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
弊社食品グループでは、以前のコラム「フリーズドライ食品」や「麹・発酵食品」の他にも特色のある食品原材料の取り扱いをしております。
今回は、抹茶商品を紹介させていただきます。

弊社が取り扱いをしている抹茶製品とはどのような特徴があるか、どのように使われているのかをご紹介いたします。

・抹茶とは~抹茶ができるまで~
・抹茶の種類について
・取扱商品
・まとめ

・抹茶とは~抹茶ができるまで~
私たちが普段口にする食品やお菓子・飲料等で抹茶フレーバーに触れる機会は多く、抹茶の風味についてはご存じの方が多いかと思います。

しかし、普段何気なく口にする抹茶について、風味のイメージはできても、出来上がるまでの工程についてはご存じない方もいらっしゃるかと思います。

ここでは、抹茶ができるまでの一般的な工程についてご紹介いたします。

抹茶のもとになるのは、茶葉です。茶葉の新芽が出始めると黒い覆いをかけて、日光を遮ります。日光を防ぐことで、うま味成分であるテアニンから、渋みのタンニンへ変化することを防いでくれます。また、甘味が出て、色も綺麗な緑色が引き出されます。
その後茶葉を摘みとります。

摘み取られた茶葉は高温で蒸されます。茶葉の中の発酵酵素の働きを止め、鮮やかな緑色を保つためです。
その後乾燥機にかけ、水分を抜き、茎や葉脈を取り除いていきます。
その時出来上がるのが、碾茶(てんちゃ)と呼ばれるものになります。
弊社では、この食用碾茶の取り扱いもしております。
碾茶は、製菓用トッピング等に使用されるケースがあり、茶葉の食感を感じることができる食材です。

碾茶を石臼等で挽きあげて、非常に細かい粒子に分解させ抹茶が出来上がります。

抹茶は緑茶の一種ですが、製造工程が緑茶とは異なり、限られた量しか生産できない製品です。しかし、お菓子やドリンク等にも使用されるように、お茶の香りや甘みを楽しめる原料です。

碾茶

・抹茶の種類について
一口に抹茶と言ってもいくつかの形態があり、どのような用途で使用するかによって、それぞれどのタイプの抹茶を選ぶかが異なってきます。
ここでは、それぞれの抹茶のタイプについてご紹介します。

①抹茶粉末
茶葉からつくられた抹茶そのものや、次に説明する抹茶ペーストを乾燥・成分加工・粉末化したものが含まれます。
最も一般的なタイプで、抹茶と言うとよく抹茶粉末が想像されるかと思います。
製菓・製パン用途をはじめ、食品加工全般に使用いただけます。

②抹茶ペースト
先の項目にてご説明しました製法で作られた抹茶に、水分を加えて作られた抹茶です。
抹茶の粉飛散を防止したい際や、抹茶のダマを改善したい際に有効なタイプです。
ケーキやパンへの練りこみに多く使用されます。

③抹茶 液体タイプ
抹茶成分を抽出し、液体状に加工したものです。
ドリンク等の液体食品に使用したい際や抹茶の沈殿を防ぎたい際に使われることが多いです。

抹茶粉末

・取扱商品
上記抹茶製品以外にも、弊社よりご紹介させていただいております関連製品のラインナップがございます。
それらの商品についてもご紹介させていただきます。

①松鶴みどりシリーズ((株)松鶴園製)
添加物を使用せず、製造された抹茶製品です。ペースト・粉末・抽出液の3タイプがございます。
最大の特徴としては、熱・光・酸による退色に強いことがあげられます。高熱加温を必要とする製品での退色防止に有効です。

②抹茶蜜
蜜状に加工された抹茶製品です。お菓子のトッピングに使用できるほどの粘性があります。お菓子生地への練りこみも可能です。

③ほうじ茶パウダー
パウダー状のほうじ茶で、抹茶粉末と同じ使用方法となります。ほうじ茶特有の褐色と香りが特徴です。製菓製パンで多く使用されています。

・まとめ
本コラムでは、抹茶製品についてご説明させていただきました。
抹茶製品についての使用のご要望がございましたら、是非一度弊社にお問い合わせください。
弊社は、愛知県西尾市にあります株式会社松鶴園様をはじめ、数多くの抹茶製品を取り扱っております。お気軽にお問合せください。
お問い合わせはこちらから

担当:営業第3グループ 大野彩香 052-201-2471